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2021年12月9日
子どもたちの体力向上、運動遊びについて 《大阪市西区、新町にある幼児教育一体型保育園HUGアカデミー》
北澤志保先生北澤志保

 

子どもたちの体力向上、運動遊びについて

 

 

 

体力は、人間のあらゆる活動の土台となるものですよね。

 

●ものごとに取り組む意欲や気力といった精神面の充実

●人間の健全な発達・成長を支え、より豊かで充実した生活を送る

 

上で大変重要なものです。 

 

こうしたことから、幼児期に活発な身体活動を行うことをHUGでは大切にしています。

 

●成長・発達に必要な体力を高める

●運動・スポーツに親しむ身体的能力の基礎を養う

●病気から身体を守る体力を強化

 

をしてくれ、健康な状態をつくっていくことにつながります。

 

その為、

 

運動遊びは、子どもたちの基礎的な体力や、動きの発達の向上だけでなく、人間関係やコミュニケーション能力が育まれるなど、子どもの心身の発達に、とても効果的とHUGでは捉えています。

 

 

 

運動能力は、決して遺伝だけではありません。


身体を動かすときは、脳から指令をだし、それが神経細胞を通じて筋肉へと伝わる伝達回路が必要になります。

 

 

実は、

「運動が得意な子」は、

この伝達回路が発達している子なんです。

 

 

鉄棒の逆上がりをするのには、「地面を蹴る」「身体をひきつける」「まわる」「着地する」などさまざまな動作が必要です。

 

こうした動作の伝達回路を豊富に持っているほど、自分が思ったように身体を動かすことができ、運動が得意になります。

 

 

[身体を移動する動き]

 

●「走る」は、どんな公園でもできる動作です。また、多くのスポーツ競技で必要とされる運動能力です。

速く走れることだけが重要なのではありません。

 

身体をどのように動かすか(速さ・強さなど)

どこへ動かすか(方向・空間など)

 

によって、さまざまな「走る」があります。

幼児期はテクニックではなく、

まずは「思いっきり走る経験」をしましょう。

 

 

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[バランスをとる動き ]

姿勢の変化や安定性を必要とする動作です。

 

●ぶらさがる

 

「ぶらさがる」は、自分の体重を手と腕で支える動作です。

 

そして、ぶらさがるのには、握る力も必要です。

握る力は、「投げる」「打つ」などの「そうさする」動きの基本にもなります。

公園では、鉄棒にぶらさがるだけでも握る持久力がつきますし、握る力がついてくると、ジャングルジムや複合遊具など、遊べる幅が広がっていきます。

 

[ものを使う・あつかう動き ]

手や足、道具を操作する動作です

 

 

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●ほる

 

 

公園でできる「ほる」動作は、砂あそびです。

 

親はつい汚れるから…と制してしまいがちですが、砂遊びは、スコップなどの道具を操作する動きに加え、しゃがんだ姿勢で遊ぶので股関節の柔軟性も養われます。

 

現代では、股関節や足首が固い子が多いのですが、股関節の柔軟性は「はしる」「とぶ」の動作の素地にもなります。

砂場がある公園では、ぜひ砂遊びをさせてあげましょう。

 

●そうさする

 

 

「そうさする」は、手足や道具を使う動作です。「投げる」「捕る」「打つ」「蹴る」が含まれ、あらゆる球技スポーツの素地になる動作です。

 

小さな子はボールを投げるとき、手だけでひょいっと投げますが、ボール遊びを通してくりかえし投げる経験しておくと、だんだんと身体の使い方や必要な筋肉が備わり、上手な投げ方が身についていきます。

 

小学校のドッジボールで活躍できる子は、小さい頃からボール遊びをよくしてきた子です。

 

 

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運動が苦手なお子さんは、運動神経が悪いのではなく、ただ「運動経験が少ない」だけなのです。

 

解決法はシンプル。運動経験を増やしましょう。

 

HUGでは、運動遊びと同時に、体幹教育を取り入れています!

 

 

次回は、『体幹とバランス能力』についてです。

 

 

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